WHITE INTELを使ってみる
ダークウェブを活用した検索エンジンであるWHITE INTELに関するメモです。WHITE INTELを使うことで、ダークウェブ上で特定のドメインに関する機密データが漏洩していないかどうかを確認できます。
| 使ってみる
WHITE INTELのトップページは次のリンクからアクセスできます。
アカウント登録をしなくても、ひとまずはドメインの調査を行えます。下図のように、「TRY NOW」の入力フォームに調査対象のドメインを入力します。
同画面の下に結果が表示されます。YouTubeの個人アカウントが漏洩しているようなことが分かりますが、アカウントなしでは詳細は確認できません。
せっかくなので無料アカウント登録します。アカウント登録時は勤務先と勤務先のメールアドレスの入力が求められましたが、無視して私用メールアドレスで登録しました。アカウント登録後は、トップ画面上部の「ADVANCED SEARCH」から検索できます。
検索結果の「CUSTOMER LEAKS」をクリックすると、漏洩された機密情報が一つ一つ確認できますが、ユーザ名とパスワードを知るには料金がかかります。ちなみに、アカウント登録時はデポジットが0 USDでしたが、いつの間にか10 USD付与されていました。後ほどメールを確認してみると、WHITEINTELから当該10 USDに関するメールが届いており、システム不具合に対する詫び石のようなものである旨が記載されていました。
検索結果は国コードなどでフィルタできるようでしたが、国コードでフィルタしてみても何も表示されなかったり、デバイスIDでのフィルタの意図がわかりづらかったりなど、フィルタの使い勝手は悪いように感じました。
| 感想など
気になるドメインに関連する機密情報の漏洩状況を簡易的に確認できそうでした。こういったサービスは他にもありそうなので、それらとの比較も面白そうです。